添削コース

アイデアを発想し、磨く

小説を書くのは、一つのアイデアを物語にする作業です。まず、アイデアが必要なのです。
添削コースでは、講師とのやりとりによって、このアイデアを発想し、磨くことから始めます。しかし、これがなかなかの難題です。
いいアイデアを得れば、小説の半分はできたと言えます。どこか既視感のあるアイデアは、小説を凡庸にしてしまいます。

添削コースの内容

普通、小説家のアイデアを受け止め、チェックするのは編集者の役割ですが、あなたには担当の編集者がいません。そこで講師の村上政彦が編集者になります。
そして、アイデアを物語にするための設計図をつくります(この設計図をプロットと言い、基礎コースで学びます)。
これはプロの小説家でも同じことをやっています。
ここまでで3回、講師と原稿のやりとりをします。あなたは講師に導かれてアイデアを発想し、磨いていきます。
ここではアイデアの発想の仕方、磨き方も学ぶことができます。
次に実際、小説を書く作業に取り組みます。
小説を書くということは、第三者の視点から原稿を見て、書き直していくことです。これを推敲と言います。
推敲をしない小説の執筆はありえません。どのような文豪も、いや、文豪と呼ばれる小説家ほど繰り返し、推敲をします。それほど重要な作業です。
のちにノーベル文学賞を受賞することになるコロンビアの小説家ガルシア・マルケスは、100年に1人、現われるかどうかの豊かな才能を持った人ですが、彼はある初期の作品を書いたとき、推敲に推敲を重ね、使っていたタイプライターが壊れたという逸話があります。
講師が添削するのは3回です。つまり、あなたには最低、3回の推敲をしていただきます。
受講期間は原則1年です。書く小説の長さは、400字詰め原稿用紙に換算して、300枚以内とします。

添削コースの受講対象について

添削コースは、基礎コースを終えたレベルの方にお勧めします。まったく小説の文法が分からず、小説らしいものを書いても、それは小説ではありません。
最低限の小説作法を身につけた方でないと、添削コースは難しいでしょう。
たとえば、これまで何度か文学賞に応募して、予選は通過するけれど、なかなかそれ以上に行けないという方には、このコースが向いています。
原稿の水準があまりにも低い場合は、申し訳ありませんが、添削コースの受講をお断りする場合もありますので、ご了承ください。

添削コースの受講料

30,000円 (教材費込・添削費込・消費税別)

お支払い方法は銀行振込とさせていただきます。その他のお支払い方法をご希望の場合は、ご相談ください。
税別表記のあるコースについては別途消費税がかかります。振込にかかる手数料については、生徒様負担となります。

受講についての留意事項
※ ご都合により講座中断となる場合がございましても受講料金の返金はいたしかねます。
※ 通信講座の送料につきましては元払い(送り主負担)とさせて頂きます。

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